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【薬剤師が解説】ダイエットに失敗する原因は“依存性”

こんにちは、あべ先生です。

ダイエットをしていて

  • 甘いものが無性に食べたくなる
  • ジャンクフードが頭から離れない

と悩んだことはありませんか?

食べたら太ることは分かっているのに、
つい手が出てしまって
気が付けば全部食べちゃっていた
なんてことはありませんか?

私も夜中にコンビニに走って
ポテチを買いに行ったことは
何度もあります。

なぜ、このような強い衝動に
駆られてしまうのかというと
原因は“依存”なのです。

この記事では、

  • なぜ“依存”が起こるのか?
  • どうしたら“依存”から抜け出せるのか?

についてお伝えしています。

この記事を読むと、
依存に対する理解が深まり、
依存から抜け出す一歩を踏み出せるでしょう。

目次

なぜ“依存”が起こるのか?

依存が起こるのは、

“脳の報酬系”

が関わっています。

甘いものやジャンクフード、お酒、タバコ、薬物など
報酬系を刺激するものを摂ると
ドーパミンというホルモンが分泌。

ドーパミンは別名“快楽ホルモン”と呼ばれ

ドーパミンが脳に作用すると

“心地いい”感覚になります。

甘いものを食べると
「なんだか幸せな気分」
になりますよね。

その感覚です。

問題なのは、体は刺激に慣れていくこと。

最初はちょっと疲れたときにチョコレートを
1かけら食べると幸せな気分になるのに、

何度か繰り返していると1かけらでは
満足できなくなり、
2かけら、3かけらと増えていき、

「板チョコ1枚を食べてしまった」
なんてことになるのです。

お酒も最初はコップ1杯で酔っぱらっていても、
何度もお酒を飲んでいるうちに慣れていき
1杯では満足できなくなりますよね。

タバコも徐々に増えていき、
最終的には“チェーンスモーカー”
なってしまう人もいますよね。

どうしたら“依存”から抜け出せるのか?

残念ながら、

この依存から抜け出すのはとても難しい。

芸能人が麻薬で捕まって出てきても、
また麻薬をやってつかまる事ってありますよね。

それと同じくらい
依存から抜け出すのは難しいのです。

私も頭の中で“ポテチが食べたい”という
強い衝動と3日闘っても収まらずに
結局食べてしまったことは何度もあります。

この依存は、甘いものやジャンクフードを
食べれば食べるほど、
強い衝動で食べたくなります。

なので、この依存から抜け出すためには

“食べないこと”です。

タバコ依存から抜け出すためには、
タバコを吸わないことが一番なのと同じです。

「こんな当たり前なことを書くなよ!」
とお怒りかも知れませんね。

依存という

“悪しき習慣”

断ち切るための方法があります。

それは、

“マインドフルネス”。

研究によると

2週間のマインドフルネスで喫煙行動・喫煙衝動が減少した

fMRIで喫煙衝動に関連する部位(sgACC)の活性化レベルが低下し、報酬作用の中心的役割を担う「線条体」の報酬系への関与が減少していた。

などの報告があります。

マインドフルネスはどのように行えばいいの?

マインドフルネスでは
意識的に何かに集中しようとするのではなく、
起こってくる思考や感情をそのまま認め、
ただ俯瞰する意識状態を学びます。

具体的には、

  1. 楽な姿勢で座り背筋を伸ばします。
  2. ゆっくりと呼吸し、息を吐くときに数をカウントします。
    21までカウントしたら1に戻ります。

    ※浮かんでくる感情や思考を無理に抑えようとしないでください。
    気がそれたらまた呼吸に意識を戻します。

ちなみに、私のポテチ依存は、
ポテチを我慢してたまに爆発していましたが、
マインドフルネスをしているうちに
ポテチ衝動は自然と減っていきました。

まとめ

  • 依存は脳の報酬系が関係している。
  • 依存を抑えるためには“食べないこと”が大切。
  • 依存を断ち切るためのトレーニングとして“マインドフルネス”がる。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

この記事が、皆さんにとって少しでも役に立ったのなら嬉しく思います。

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